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自己肯定感って何?静岡のバスケクラブが考える育ち方

2026 10/13
PLAYFULの考え方
2026年10月23日

書き手:PLAYFUL スタッフ

目次

「バスケで、それがどう育つんですか?」

「自己肯定感が大事、とよく聞きます。でも、バスケットボールでそれがどう育つのか、正直よく分かりません」

とても正直なご質問だと思います。

コーチとハイタッチする子ども
できた瞬間を、そばで一緒に喜ぶ

あいまいなまま使われやすい言葉なので、まずは私たちが何を指しているのかからお伝えします。

連載「PLAYFULの考え方」第4回は、「自己肯定感」という言葉についてです。

私たちが考える自己肯定感

私たちは、自己肯定感を次のように考えています。

自分の存在を認めて、自分は自分のままでいいと思えること。

ポイントは二つあります。

ひとつめは、評価の軸が他者ではなく自分にあることです。

誰かにほめられたから自分はOK、ではありません。ほめられなかった日も、自分は自分でOK。そう思えるかどうかです。

ふたつめは、良いところだけでなく、弱みや欠点も含めて「自分」だと受け入れられることです。

これを多面性(いろいろな面を持っていること)と呼びます。

人見知りだけど話すのは好き、努力は苦手だけど目立ちたい。そういう一見ちぐはぐな面も、まるごと自分だと思えることです。

よく似た言葉に「自信」がありますが、少し違います。

自信は「できること」に支えられているので、できなくなると揺らぎます。自己肯定感は、できてもできなくても揺らぎにくいものだと考えられます。

育てるというより、体験するもの

そして私たちが大事にしているのは、自己肯定感は言葉で教えられるものではない、という点です。

「あなたはあなたのままでいいんだよ」と伝えることは大切です。けれど、言葉だけでは足りません。

そう思わせてくれる原体験(実際にそう感じられた経験)が必要だと私たちは考えています。

たとえば、こんな場面です。

  • うまくいかなくて泣いてしまったとき、急かされずに待ってもらえた
  • 「できなかった」と言ったら、「悔しかったね」と受け取ってもらえた
  • 大人も同じところで失敗して、一緒に「難しいね」と笑い合えた

こうした小さな体験の積み重ねが、「自分はここにいていい」という感覚をつくっていくのではないかと考えています。

(これはあくまで「たとえば」の一般的な描写です)

PLAYFULが親子で一緒にバスケットボールをするのは、この原体験をつくる相手が、日常でいちばん近くにいる大人だからです。

輪になってハイタッチをする大人と子どもたち
輪になって、ハイタッチを交わす

自己肯定感があると、どうなるか

自分をありのまま受け入れられるようになると、次のような形で現れてくると言われています。

  • 前向きさ……物事を前向きにとらえ、困難を乗り越えようとする力になる
  • 自分への寛容さ……うまくいっていない自分も、そのまま受け入れられる
  • 他者への寛容さ……相手の弱みや失敗にも寛容になれる
  • 主体性……他者の評価を気にしすぎず、自分の判断や価値観で動ける

そして、自分が望んで選んだことは意欲が続きやすく、結果として充実感を得やすいとも言われています。

つまり自己肯定感は、「優しい気持ち」だけの話ではありません。

自分で選んで、自分で動いていくための土台でもあると、私たちは考えています。

体育館でできること|スポーツの中で自信が育つ場面

私たちがコートでしているのは、特別なことではありません。

できたことをほめるだけでなく、できなかったときにどう関わるか。悔しがっている姿を、そのまま受け取れるか。大人が自分の失敗を隠さずにいられるか。

私たちは、上手さではなく、その子の存在のほうを見ていたいと思っています。

そういう時間が積み重なっていく場所です。よかったら、一度のぞきに来てください。初回の体験は無料です。


次回予告|第5回「I am OK, you are OK, we are OK」

自分を受け入れる、相手を認める、みんなで分かち合う。この三つの段階と、私たちが親子で一緒にバスケットボールをする理由について書きます。


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この記事を書いた人

代表 播磨正浩のアバター 代表 播磨正浩

PLAYFUL Basketball Academy 代表。2008年から静岡でジュニア世代の指導を続けています。「Jr.スポーツを通して日常を豊かに」を合言葉に、4歳から参加できるバスケの場をつくっています。

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